低インシュリンダイエットとは、炭水化物をカットしたり、GI値(グリセミック・インデックス値)の低い食事をしたりすることにより、インシュリン分泌量を抑え、血糖値を低く保ち、インシュリンの脂肪合成を阻止し、脂肪燃焼をすすめることを目的とした食事制限によるのダイエット方法です。
インシュリンには、血中の糖がエネルギーとして消費されるのを促進する働きと、消費されずに残った糖を脂肪細胞に運んでたくわえさせる働きがあります。このインシュリンの分泌量を低く抑えると、糖が脂肪細胞へ運ばれにくくなることに着目したダイエットといえます。また、脂肪細胞からエネルギーを引き出して消費させるグルカゴンの分泌もうながされます。
今話題の低炭水化物ダイエットも低インシュリンダイエットも痩せるホルモン「グルカゴン」の分泌を促すと言う点では同じといえます。
リバウンドも少なく、食べながら痩せることができるダイエットで魅力的なダイエット方法なのですが、食事の管理が大変なので、手間のかかるダイエット法とも言えます。
単なるカロリーカットでは、エネルギー不足による持久力低下。筋肉の痩せることによる体力低下。リバウンドしやすい。基礎代謝低下によるエネルギー消費低下。などのいろいろ問題点があるのに対して、低インシュリンダイエットは比較的このような問題が少ないという点からも優れているダイエット方法といえます。
低インシュリンダイエットによい食品としては、炭水化物では、日本そば、玄米、ライ麦パン、スパゲティ(全粒粉)、中華そば、シリアル 。野菜では、 きのこ類、海藻類、トマト、ブロッコリー、大豆、ほうれん草、さやいんげん、アスパラ、キャベツ、セロリ、きゅうり、大根、かぶ、ピーマン、カリフラワー。その他では、 牛乳、プレーンヨーグルト、ピーナッツ、オレンジ、グレープフルーツ、いちご、パパイヤ、肉・魚全般 などがあげられます。
一方、控えたほうがいい食品としては、ごはん、フランスパン、うどんなどがあげられ、あまり勧められない食品としては、じゃがいも、にんじん、アイスクリーム、とうもろこし、かぼちゃ、ベーグル、食パン、コーンフレークなどがあげられます。食べすぎや糖分の取りすぎには注意しましょう。
